2023年12月6日水曜日

チケットトゥライド 兄貴(経路)は死んだ! もういない(繋げない)!だけど!俺の背中(手札)に !この胸(スコア)に!一つ(減点)となって生き続ける!

これは「箪笥 Advent Calendar 2023」の7日目の記事です。

卓ゲ箪笥 Advent Calendar 2023 - Adventar

どうも。どっことです。お久しぶりです。

アグリコラにかまけて色々なボードゲームをBGAで遊んでいます。だってリアルタイムで遊ぶには時間かかるし、そもそもみんな強すぎて全然勝てないし、もうムリ...リスカしょ...状態です。(本当はアグリコラで沢山遊びたいですし、勝ちたいですよ?本当ですよ?)

そんな私が手を出しているのは比較的短時間で遊べるものですが、その中でも前から気になっていたチケットトゥライドというゲームについて今回はネタにしたいと思います。

とはいえ、ゲームのルールを解説するのは非常にダルイ既に沢山の先駆者がいらっしゃるので、このブログでは私なりに見つけた「こうすれば勝率が高くなりやすい」を(私の備忘録を含めて)紹介したいと思います。

優劣のあるカードを扱うゲームを遊ぶときに

「目的地カードを全部覚えてないと勝てないよ...」

というのがあります。安心してください。その通りです。ただし「勝てない」のはあくまで「(めっちゃ強い人に)勝てない」というだけで、「チョット強い人」や「ちょっとドロー運がいい人」くらいであれば目的地カードを全く覚えていなくても勝てます。(ELOでいうところの300ptくらいを想定)

「めっちゃ強い人」は「目的地カードを全部、もしくは重要度の高いものを把握していて、対戦相手のアクションからどういう行動をしてくるかを予想、それに合わせて柔軟に対応できる人」を指します。つまり、ほとんど当てはまらないです(持論)。後述する「勝率が高くなりやすいパターン」を意識してアクションしてもらえれば、「チョット強い人」くらいの勝率でゲームに参加できると思います。

1点注意です。これから記述する原則は、私どっことが主戦場としている「二人戦」を前提としています。「三人戦」「四人戦」でも大きくは外れないと思いますが、人数やルールの関係から臨機応変にアクションを変えなければならないという点で、「二人戦」より勝率の向上が難しいと考えられます。

さて、それでは「勝率が高くなりやすいパターン」を紹介していきます。

勝率が高くなりやすいパターン

最終的経路を意識して、初期手札を選択する

当たり前ですが、最終的にどのような繋げ方をするのかビジョンを持って初期手札(目的地)を選びましょう。その際にポイントとなるのは、「最終的に5,6つの路線を5つ繋げられる」ようなビジョンを持つということです。得点源として5,6路線による10,15点は非常に強力です。これを厳守すれば、初期手札が弱くても十分に勝てる見込みがあります。

最終的な経路パターンとして、例えば以下を主軸とすることができます。というかほとんどこれのどれかです。

  • バンクーバー - モントリオール(20p):白6 - 無色6 - 黒6
  • シアトル - ニューヨーク (22p): 黄色6 - オレンジ6 - ピンク6
  • ロサンゼルス - マイアミ(19p):黒6 - 緑6 - 赤6

カードの獲得は非公開デッキからドロー

ワイルドカードをできる限り持つことが重要です。序盤はひたすら非公開からドローしましょう。「この道には必ず通したいから絶対に必要」という5,6路線の色だけは例外として、ひたすらドローしてください。この例外とは前述した経路パターンにあたります。

ただし気を付けないといけないのは、公開カードから取ると何を集めようとしているのか相手にかなり知られてしまうことです。前項の経路パターンが頭にある対戦相手なら、「こいつ、このルート狙ってるな...止めといたろ」というムーブも取られかねません。公開カードから、どの色のカードを、どのタイミングで取るかも重要です。

線路の配置は手札が36~40枚程度になるまで

ひたすら手札を溜め込んでください。溜め込んで一気に放出したほうが圧倒的に強いです。小出しで路線を繋がないでください。小出しにすると以下がデメリットとなります。

  • どの路線を繋げようとしているか、相手に予測されやすくなる
  • 短い経路を繋ぎがちになるため、得点が伸びない
  • 手数が多くなるため、最終的に手札を使い切れない

最後に

勝率が高くなりやすいパターンとして、私なりの原則を紹介しました。なかなか勝てないという人は、参考にしていただけると非常に嬉しいです。