2019/05/05

アグリコラ 覚書 第12回 資材市場に通うことによる弊害

どうも、どっことです。覚書第12回です。

アグリコラの拡張カード 『アルティフェクスデッキ』が発売されてから2か月経ちますが、皆さんGWをどのようにお過ごしでしょうか。可能であれば毎日アグリコラと共に過ごしたいという気持ちの反面、「本当にこれでいいの...?」という後ろめたい気持ちに苦悩している10連休をお過ごしなのではないでしょうか。大丈夫です。ぜひ10連休をアグリコラと過ごしてください。

さて今回は、資材市場についての覚書きです。

覚書第6回にて「資材市場はクソ強アクションだから行けば行くだけ手番得」という考察+評価をしましたが、最近その評価を再検討すべきなのではないかという考えが出てきました。

というのは、葦石飯(4人戦の場合)が取れる資材市場に通うことのデメリットとして、『「スタプになる必要がない」=「小進歩を出すチャンスを逃している」』と考えられるからです。 

スタートプレイヤーが一番得できる

当然のことですが、基本的にスタートプレイヤーは有り余る累積スペースから、一番得できる資源を取ることになります。序盤の葦2をはじめ、中盤の木6や土4といった大量資源、増員・耕作、スコアに直結する2頭家畜など、スタートプレイヤーは自分の状況に応じて一番必要な資源やアクションを、他プレイヤーよりも優先的に選択することができます(これも当然のことですが)。この「スタートプレイヤーの優位性」はゲーム開始時の飯1程度の差では到底測ることはできないでしょう。それくらいスタートプレイヤーは有利な立ち位置なのです。

葦石飯は妥協案

資材市場は累積ではなく、葦石飯の固定資源です。ここに足を運ぶということは、他の累積スペースより得できる資源がないからで、悪く言えば妥協案とも考えられます。前回考察した「確かに手数得」ではありますが、「スタートプレイヤーが最初に選択できる累積スペースに比べたら価値が低い」とも見れるのではないでしょうか。そしてスタートプレイヤーになることを放棄して葦石飯に通うことは、本質的に一番得できるアクションを放棄し、結果としてそのゲームで1位になるというゴールを遠ざけてしまっているのではないでしょうか。

そして今回再検討の機械を与えてくれた、小進歩を出す機会の損失という観点です。 

集会所をとれば、小進歩を出すことができる

上記の優位性を獲得するために(もしくはキープのために、1番手)2,3,4番手は集会所を取ることになりますが、集会所アクションにはスタートプレイヤーになれることに加えて小進歩を出せるというメリットがあります。

例えば序盤ですが、ステージ2の増員を視野に入れた葦2を取るためにラウンド1,3で集会所の取り合いが発生しますが、このタイミングで小進歩を出すことができます。葦石飯に通うことで、増築に必要な葦(石飯)2を確保した場合、この小進歩を出すという機会はありません。「小進歩を出す機会を損失した」という見かたもできるのではないでしょうか。

小進歩を出せるアクションは、集会所以外に建て直し、部屋有り増員、そして大小進歩です。ただし建て直しでは大進歩も獲得できるので、実質的な出すチャンスは部屋有り増員2回、そして3人目増員の場合、集会所なしでの増員は困難なことが予想できるので、プラス集会所1回の計3回となります。

小進歩として手札が7枚あるうち、3枚だけしか出すチャンスがないというのはもったいないですから、小進歩の機会を増やせ、他のプレイヤーよりも優位な立ち位置になれることが資材市場に通うことよりも大きなメリットとなるのではないでしょうか。

資材市場と言うより、集会所の話になってしまったところですが、例のごとく覚書、備忘録という立ち位置なので、お気になさらず。また、無意味に集会所に通っても、逆に損をしてしまう可能性もあります。ご利用は計画的に。

今回はここまで。

2019/02/17

アグリコラ 覚書 第11回 仕立屋は飯12の夢を見るか

どうも、どっことです。覚書第11回です。

今回は仕立屋及びレンガの家戦略について考察したいと思います。

私達がアグリコラをやるときに、回ってくる職業の中に仕立屋がいると「コイツ絶対最後まで残るやつじゃん…」という気持ちになり、実際最後まで残ってしまう絶対的不人気さをお持ちの仕立屋なのですが、どうにかしてコイツを有効活用できないものかと思い記事を書いている次第です。

仕立屋はレンガの家戦略でのサポート的立ち位置の職業ですが、そもそも私の中で「レンガの家戦略」がまだ確立されておらず、レンガの家戦略で光る職業たちが残念な評価を受けています。

今回は仕立屋を含めレンガの家戦略(以降、レンガ戦略)を考察することで、低評価を受けている一部の職業の名誉を挽回しようと思います。 

■レンガ戦略について

「そもそもレンガ戦略とは」という話です。アグリコラでは木材が1番集めやすい資材なので、一般的な戦略としては木の家で増築→レンガの家改築→石の家改築という流れになると思います。さらにステージ2ラウンド5で「子供が欲しい」が出ても後手とならないよう、序盤では特に木材競争が発生します。

レンガ戦略はそんな悲しい木材競争からイチ抜けするために、レンガの家にしてから増築することを目指します。レンガをたくさん取れるカードや、レンガの家により効果を発揮するカードを総動員することで、通常であれば手間がかかるレンガの家増築をお手軽にやってしまおうという戦略です。さらに増築には不要となった木材を農場繁栄(柵、厩)に充てることで、木の家増築している他プレイヤーよりも有利な立ち位置に立つことを目的としています。

ステージ2で改築ののちに増築するという流れとなるので、ステージ1ではそこまで大忙しにはなりませんが、レンガ大工の職業カードを出しておくのと、改築(土2,葦1)、大進歩の準備ができれば良いでしょう。それ以外にも増築援助の職業カードを出したり、多めにとれるのであれば木材を取りに行っても良いと思います(あれ、思ったより忙しいんじゃない?)。

ステージ2では、ステージ1と打って変わって改築/増築・授業・増援と大忙しになりそうです。建て直し/大進歩のアクションがラウンド5に出ればベストで、可能であればいち早く改築してしまいたい所です。レンガの家にした後も、レンガ戦略援助の職業カードを出したり、増築、増援、そして食料準備とやることが盛りだくさんです。建て直し/大進歩がラウンド7になってしまった場合、悲しいことに他プレイヤーよりも後手となってしまうのは避けられません。改築ができないので、増築もできず、増員がステージ3以降となる可能性が出てきます。数少ない牧師(後述)の出番となりそうですが、神父を使うのを諦めて木の家で増築したくなってしまうかもしれませんね(汗)。残念なことにこのパターンは約3割の確率で起こり得てしまうのですが。

この戦略をとる上で注意する必要があるのは、石の家戦略をやっている人がいるかということです。石の家戦略でもマイホームを一刻も早く石の家に改築する必要があるので、建て直し/大進歩の奪い合いとなることでしょう。これについてはドラフトをした時に石の家戦略のカードが流れてくるかで察する必要がありそうです。

■レンガ戦略に有効なカード

レンガ戦略に有効なカードを考察します。大まかな区分としては以下の具合です。

  • ◎:必須
  • 〇:有効
  • △:要検討
  • ✕:相性悪

また一部省略した記載については以下の通り。

  • 木*:木材*本
  • 土*:レンガ*個
  • 葦*:葦*本
  • 石*:石材*個
  • 飯*:食料*個

◎ [職業]レンガ大工

キーカード。これか粘土層の窪地があって戦える状況になります。土10を降らせる強力なカードです。粘土層の窪地と違う点は、窪地は日雇い労働に通う必要があるのに対して、こちらは各ラウンドはじめに土2が降ってくるという所です。つまり労働者にアクションの制限がないので、より効率的にレンガ戦略を行うことができます。ステージ2での授業でも問題はないですが、が恐らくステージ2は非常に忙しいことになる予感がするので、できればステージ1の間に出しておきたいカードです。

◎ [小進歩]粘土層の窪地

キーカード。日雇いに土3が付いてきます。日雇いが協力なアクションになるわけですが、出す条件が職業3のため、大工や梁打ち、その他資源援助の職業を準備する必要があり、ステージ1でも忙しいことになりそうです。またレンガ大工の欄で記載した通り、日雇い労働に通う必要があり、労働者のアクションに制限が発生するので、レンガ大工を使って土を得るよりも 難易度が高めとなります。代わりに食料の心配がいらなくなりますが。

〇 [職業]大工

レンガ戦略に限らず、建築補助として有能なので説明略。

〇 [職業]壁装職人

同じくレンガ戦略に限らず有能なので説明略。ステージ2が忙しくなりそうなので、できればステージ1の間に出しておきたい。

〇 [小進歩]梁打ち

増改築での土2・石2を、木1で代用してくれるカード。ステージ1で木材が取れていれば最初の改築でも困りませんし、その後のレンガ大工の土10で3部屋増築が可能となります。木材を集めやすいというのは、レンガ戦略をやっていても変わらない事実ですからね。

〇 [職業]仕立屋

タイトル回収。レンガの家で増築するか、石の家に改築するたびに飯3を降らせます。

仕立屋に十分に仕事をしてもらうためには、レンガの家で2部屋以上増築+石の家改築が必要です。しかも「増築するたび」という記載なので、恐らく1部屋ずつ増築しなければなりません。大工や梁打ちの力を借りることができれば、最大で土1木1葦2で増築ができるので、4部屋増築も現実的になりそうですが、そうなると今度は石の家への改築の難易度が上がりそうですね。そうなった場合は、石の家はあきらめて暖炉や大進歩でスコアを稼ぐチャートに移行するのも1つの手でしょうか。ちなみにタイトルの「飯12」は3部屋増築+石の家改築を想定しています。 

〇 [職業]神父

2部屋のレンガの家に住んでいれば色々資材がもらえる職業。仕立屋は増築する前に出せればいいので焦る必要はないですが、こちらは建て直したらすぐに出したい職業です。特に土3や葦2がもらえるので、後続の増築のことを考えると非常にありがたい。ですが、すぐに増築できるってことはやっぱり仕立屋も急がなきゃいけないってことですかね...アグリコラって難しい...

〇 [職業]牧師

自分だけ2部屋であれば色々資材がもらえる職業。ただし神父と違って、こちらは木材寄りです。建て直し/大進歩のアクションがラウンド7となってしまった時の保険というイメージですかね。他のプレイヤーが順調に増築してくれていることが条件となりますが。はたして...

△ [小進歩]粘土積み場

土を持っていればその半分の土をもらえるカード。一見するとレンガ大工や粘土層の窪地でたくさん土がもらえるのだから相性がよさそうに思いますが、降ってきた土はなるべく早く増築に使いたいので、土を溜めている時間がありません。恐らくレンガ大工や粘土層の窪地で降ってきた土を、踏み粘土を使って柵を作るために使うのであればこちらが有効なカードとなる気がしています。 

△ [小進歩]深い森

土5を持っていれば偶数ラウンドで木が降ってくるカード。土5を溜めている時間がないという点では粘土積み場と同じです。めくれるラウンドカードによっては出すことができますが、木3~4くらいの働きとなりそうです。

✕ [小進歩]家具職人小屋

当然ですが木の家で増築する予定は全くありません。 

✕ [小進歩]踏み粘土

レンガ大工や粘土層の窪地で得たレンガを柵を作るために利用するカードで、増築するために利用するレンガ戦略では完全にバッティングしています。

まとめ

といった具合で、今回はレンガの家による増築をベースとしたレンガ戦略について考察しました。

レンガ戦略は私の中で確立された戦略ではなかったのですが、今回の考察を通して一部のキーカードがあれば十分にやっていけそうな見通しを立てることができました。特に、(私個人の観点で)低評価をしている職業カードについて評価を大いに改めることとなったので、これについては特に有意義な考察になったと思います。 

以上です。

2018/11/07

アグリコラ 覚書 第10回 新しい土地をなるハヤで出したいのだが?

どうも。どっことです。覚書第10回です。

先日「新しい土地戦略の記事を書くのです…」という天のお告げを聞いてしまったので、今回は「ステージ2までに『新しい土地』は出せるのか?」というテーマで考察したいと思います。

新しい土地はドラフトでも時々回ってくるのですが、いかんせん使う勇気が持てません。というのも、「序盤に農場埋められるほど木材集められないだろ…。」という先入観が強く、失敗したときのリスク(つまり新しい土地が出せなくて食糧難)も、この戦略を遠ざける要因になっています。ここである程度考察しておくことで、次回の新しい土地戦略で勝利をおさめるための礎としたいです。

ただ、さすがに小進歩無しで農場埋めるのは無理だったので突き鋤や小牧場の小進歩を考慮に加えます。それでも希望的観測な面が大きいです。 

突き鋤の場合

ラウンド7までの目標

  • 牧場8マス (柵12本)
  • 1部屋増築
  • 畑4

ラウンド7までに必要な資源とアクション

  • 木19 (部屋5 柵12 突き鋤2)
  • 葦2
  • 畑4 (突き鋤が出せれば2手)
  • 増築
  • 突き鋤
  • 新しい土地

スタート1番手として以下の手順

ステージ1

  • 木3 木2
  • 葦2 増築 (最速増築)
  • 木3 スタプ(突鋤) 
  • 木4 飯2or4 

ステージ2

  • 木6 木2 
  • 柵 畑
  • 畑 スタプ(新しい土地) 

スコア(石家まで改築、柵追加)

  • 19点(石家6点 牧場3点 畑3点 新しい土地7点)

考察

突き鋤の場合の肝はステージ2 木6がラウンド6までに取れるかです。遅くてもラウンド6までに木6が取れないと破綻します。 

小牧場の場合

ラウンド7までの目標

  • 牧場9マス (柵12本 うち2本は小牧場)
  • 1部屋増築
  • 畑3

ラウンド7までに必要な資源とアクション

  • 木15(部屋5 柵10)
  • 葦2
  • 畑3
  • 増築
  • 小牧場
  • 新しい土地

スタート1番手として以下の手順

ステージ1

  • 上記同様最速増築後
  • 木3 スタプ(小牧場)
  • 木4 飯4

ステージ2

  • 木6 畑
  • 柵 畑
  • 畑 スタプ(新しい土地)

スコア(石家まで改築)

  • 17点(石家6点 牧場2点 畑2点 新しい土地7点)

考察

小牧場の場合はさらに希望的観測が強いです。木6もそうですが、ラウンド4で飯4を取れなければ物乞いのお世話になります。なので飯4が比較的取れそうな場でのみ有効となり得るでしょう。具体的には羊が早いラウンドで出ている、鋤手助手や日雇い農夫が場に出ているかなどが挙げられます。ただこのリスクを背負った上でも、スコアは17点と「まあ悪くはないけど…」な感じです。正直戦略として組み込むには厳しい印象があります。

 

上記2つを総評すると、「突き鋤が取れれば試して見る価値は十分有り」といったところでしょうか。

といった具合で、

  • …突き鋤と小牧場両方あったらもっと早く出せるんじゃね? 
  • 移動耕作「俺の存在を忘れてもらっちゃ困るぜ」 
  • …そもそもステージ2までに出さなくても十分強いんじゃね?

と、色々思い浮かんでしまいましたが今回はひとまずこれまで。次回に続きを書く予定です。

 (2018/11/12)

追記です。というか続きです。

まず、話が簡単に済みそうな突き鋤小牧場から。

小進歩2枚は出すタイミングがない。以上です。

続いて移動耕作の話。

上記の小牧場の手順をベースに考えてみます。変わるところは

  • 小牧場→移動耕作になり
  • ラウンド6 木2 畑 になり
  • ラウンド7 柵 スタプ(新しい土地)

となる感じですかね。

この時の農場は 部屋3 畑2 柵15なので、石の家にできたとして 6 + 1 + 1 + 7 = 計15点となります。

あれ、普通に農場作るのと大差がない気が…

いや普通にやって15点取れれば十分ですよ?40点を十分に視野に入れられる点数です。

しかし、上記の新しい土地戦略はラウンド7まで2人でやる前提です。当然手数は普通にやるよりも少ないですし、さらに3部屋より増えることもないので増員も遅れます。よって、その後(つまりラウンド8から)のスコアの伸びに著しく差ができることが予想されます。

心の私「移動住宅があるぜ!」

(それベースでステージ1を立ち回ったほうが強そう。)

心の私「子供がラウンド7なら増員遅れにならない!」

(たしかにそうだけど、それってみんな資源取りに行くから木6とかもはや絶望的じゃね?)

と、思ったところで、ラウンド7を目標に立ち回るなら突き鋤が1番リスク低そうという結論に至りましたとさ。 

新しい土地をステージ3以降に出す話は本当に次回以降とさせてください。考察できる技量まで上がったら書きたいとおもいます。

2018/10/08

アグリコラ 覚書 第9回 3人戦で変わること。変わらないこと。

どうも、どっことです。 覚書第9回です。

今回は3人戦についてです。普段は4人でアグリコラをプレイしていますが、先日はそのうちの1人が欠席で、たまたま3人アグリコラをやる機会があったので、改めて3人戦について考えたこともろもろを覚書しておこうと思います。

資源量の変化

  • 木84 → 木70 (木21/人 → 木23/人)
  • 土42 → 土28 (土10.5/人 → 土9.3/人)
  • 葦14 → 不変 (葦3.5/人 → 葦4.3/人)
  • 石15 → 不変 (石3.75/人 → 石5/人)

1人あたりの資源量は大体増えるけど、例外として土だけは少なくなるようです。豊かな農場を作るための最低限の土量であれば足りますが、レンガ窯や土屋さんを考えると4人戦より争奪戦となりそうです。対して石の排出量は変わらないので、4人戦よりも石の確保には困らない、と言ったところでしょうか。

なので「土をどう確保するか」は4人戦の時より意識しておくべき点の1つではないかと思います。ちなみに石は最大排出量で考えています。葦については次節の資材市場で考察します。

資材市場について

  • 葦石飯 → 葦飯/石飯

葦石飯のワンセットから葦と石の選択制になります。4人戦と比べると市場の価値がガクッと落ちるイメージです。4人戦では増築を視野に入れて市場に通えば、オマケで(というにはあまりにも価値が高い)石がついてきて、ステージ2での食料基盤の足がかりとなるわけですが、対して3人戦では飯がついてくるのみで、スタプ+葦2の2手と比べてもちょっと寂しい感があります。出すにふさわしい小進歩があるなら、ちょっともったいない印象です。

しかし、葦の入手は4人戦よりはるかに楽です。葦が取れる量は4人戦と変わらないので、例えばステージ1では3人のうち1人は葦4を取れることになります(二人が資材市場市場に行くケースなのであまり無さそうですが)。比較的容易に増築ができることから、最終的な農場として5部屋ルートも全然アリな気がします。

加えて葦を有効活用するなら葦屋さんが活躍できそうな印象です。中盤から余る葦を頂いて飯としたり、最後のボーナス加点としてしまうのもなかなか美味しそうです。

家畜

  • 羊14 → 不変 (羊3.5/人 → 羊4.6/人)
  • 猪8 → 不変 (猪2/人 → 猪2.6/人)
  • 牛5 → 不変 (牛1.25/人 → 牛1.6/人)

家畜の排出量は全て不変ですので、 ひとり当たりが取れる数は一律増加します。4人戦より羊を食料にあてやすい、猪や牛をスコアにしやすいと考えれば良いでしょうか。

小麦野菜

小麦野菜は3,4人戦にかかわらず1手につき1つしか排出できないので大きな変化はありませんが、プレイヤーが3人なので単純に手を出しやすくなる。くらいで捉えておきましょう。最終ラウンドでは争奪線になることも同じですね。 

といったところで、3人戦についてざっくり考察しました。

「当然ながら4人戦よりやりたいことがやりやすい」が「土をどう確保するかに注意する」ということが3人戦で注意すべき点。という具合でまとめます。今回は以上です。

// 後半雑だなぁ...

 

2018/09/26

アグリコラ 覚書 第8回 手番使って確保する飯数少なければ強いじゃんその1 大進歩編 

どうも。どっことです。覚書第8回です。

前回は「1手でたくさん飯が取れれば、飯行動回数が減るよね。1手につきどれくらい取れればええのん?」という考察をしました。一度に取る飯量が多ければ、必要な飯行動回数が減るのは確かです。しかし、他の資源との兼ね合いであるとか、複数人でプレイするのだから誰かに取られる可能性だとか、不確定要素が大きいことも確かです。

という経緯から今回は「そもそも手番使って確保する飯数が少なくなれば強いよね」という観点で考察したいと思います。「手番は極力使わん。飯が来い。」という断固たる意志です。

 

まず、手番は極力使いたくないにしても、進歩や職業を出すためには、どうしても1手が必要です。(学者は例外として。)

そのため考察するときは、そもそも無駄な1手となっていないかを考慮しつつどれくらいの効率なのかを明確にしたほうが良さそうです。

 

ここで少しだけ、言葉の整理を。

振り飯 [数]:ラウンド[数]の間、ラウンドはじめに飯1が降ってくる。(振り飯3 など)

[資源]飯[数]: 各ステージ終わりに[資源]1を飯[数]に変える(木飯2変換 など)

 

個人的にまず1番はじめに思いつくのは井戸です。

井戸は得点が大進歩の中で1番大きいのに加え、振り飯5がついてきます。これを効率的と言わず何と言えようか(反語)。井戸は木1石3が必要ですが、木材は増築資源として、石は葦石飯で取ることができるので、必要な手数は大進歩1手分だけと考えて差し支えなさそうです。1手飯4として計算するので、実質1.25手の飯行動というわけです(なので0.25手得)

 

次に思いつくのが工業系大進歩です。

工業系大進歩は各ステージの終わりに、家具屋さん(家具製作所)なら木飯2、土屋さん(製陶所)なら土飯2、カゴ屋さん(カゴ製作所)なら葦飯3を変換できます。これらがステージ2の終わりから毎ステージ機能しただけでも合計で飯10〜飯15が降ってくる計算になります。手数換算しても2.5〜3.75手行動。やだ、強い。

家具屋さんや土屋さんは、井戸が取られた時の代替案となりそうですが、カゴ屋さんを取るのはなかなか難しそうですね。序盤の葦は増築に欠かせない貴重な資源ですからね。カゴ屋さんについては、カヌーやもり打ちの力を借りる必要がありそうです。

あと、工業系を機能させるために資源を取る行動をするとそれこそ無駄行動になりかねないので注意が必要です。「土屋さんなのに土がない…土1ぐぬぬ…」は無駄行動です。必要な資源が自然と降ってくるようにしておきたいものです。

 

って、上記を書いたところで、

「必要な資源を降らせる準備も手数に考える必要があるのでは?」

と気づいてしまったので、ひとまずここまで。追記予定です。

 

追記 2018/9/26

追記予定とは書いたのですが、上記ケースを考えると工業系大進歩を考察するのって難しいことに気づきました。

「追記予定」と書いたときは「木材降らせるなら深い森、粘土降らせるならレンガ大工ってことでええやろーヘララー」と考えていました。「さすがに雑すぎた...」と反省したのと同時に「じゃあどうやって考察する...?」という疑問も沸いてきました。というのも上記以外で資源を降らせるためには、食料と違って何かしらのアクションをする必要があるのと、降らせるための職業カードを出す必要があるからです。つまり、資源飯2変換を考察するために、「大進歩を取る1手」+「必要分の資源を降らせるアクション(最大)4回」+「資源を降らせるための職業を出す1手」をベースとする必要があります。

この考察はさすがにしんどい...。そしてこれを考えてると「それって大進歩工業を考えなくても職業カード1枚で済むよね?」というケースが出てきます。例えば、「大進歩家具屋さんのために、薪集めを一緒に使おう」と考えたときに「それってほぼ鋤手助手で済むよね」となります。「最短経路を求めたつもりが、いつの間にか遠回りしていた...」という悲しい事態に陥ります。

「工業系大進歩」と「資源をより簡単に取る方法」を合わせて考察するのは(私個人の観点では)難しいテーマであることが見えたので、まずは問題の単純化を図るために資源は通常通りに取るとして考察を進められればと考えています。

追記できるようであればしますが、ひとまずこれで。

 

2018/09/22

アグリコラ 覚書 第7回 飯は欲しい。でも非効率な飯行動はしたくない。

どうも。どっことです。第7回覚書です。

今回は、恐らく行動効率化のキモであろう、飯行動について考察します。

ここを効率化できて、ようやく資源や作物をどう取るかという議論ができるようになると思います。

さて、早速書くと

飯行動するときは1手につき飯4取れる行動かで判断するのが良さそう。

です。

まず、これまでの前提として以下があります。

  • 増員は2,4,5ステージ
  • 行動可能回数は(最大)43手
  • 必要な食料は飯42(必要量飯44のうち、スタート飯2を除いた飯数)
  • 資源行動を効率化しない場合、豊かな農場(前回参照)を作るためには、約32手必要

豊かな農場を作ることで、スコアのベースである26点(農場15点 + 子供5人15点 + 大進歩1点 - 家畜作物ペナルティ5点)を取ることができ、そしてここからどれだけ行動回数を効率化できるかで得点行動回数が決まるわけですから、まずは必要行動回数が行動可能回数に収まる事がスタートラインとなります。 

1手につき飯3を取るように飯行動したとして、飯42を取るためには14手必要です。これと効率化しない資源行動を合計すると46手となり、これは行動可能回数43手を超えています。つまり豊かな農場を作れないか、物乞いのお世話になります。チッス。

対して、飯4で取るように行動した場合、飯行動回数は11手、合計行動回数は43手となり、行動可能回数に収まっています。素敵です。 

まとめると、飯行動を行う時、その1手で飯4が取れるかどうかで妥当な行動かを判断するのが良さそうです。例えば飯4の漁は妥当、飯行動としての野菜はちょっと微妙。日雇い労働は残念。という感じです。 

あと、パンを焼くアクションについては少し考慮が必要だと思います。

たとえば、(どこから出てきたかはさておき)小麦3を調理場でパン焼きすれば飯9になるので、これは強い行動です。大進歩のレンガ窯や石窯などは、作ったときにパンを焼くアクションができるので、是非活用していきたいところです。

しかし、例えばレンガ窯があったとしても、麦種→種パン で実質2手5飯を取ると、1手平均2.5飯となり、強くない行動と言えます。種パンするなら一緒に野菜を種まきして実質8飯行動としたり、植える種がなければかまど焚き、パン焼き棒、脱穀板を使って、そもそもパン焼きするための1手を減らすほうが良さそうです。 

次回は飯行動の流れに続いて、「飯をどう確保するか」について考察したいと考えています。アグリコラの職業や進歩では、ある契機で飯を降らせたり(大進歩井戸や製作所)、特定のアクションをすると追加で飯が降ってきたりと、飯行動を減らすことができるものが多数あります。「飯行動を極力少なくする」という意識は今回と同様ですが、次回は「手番を使って取るべき飯数を減らす」という観点で考察したいと思います。

今回はひとまずここまでです。

2018/09/18

アグリコラ 覚書 第6回 必要な資源は分かった。でも必要な時に無きゃ意味ないよね。

前回までで、豊かな農場を作るうえでの必要最低限の資源量をもとに、必要な行動回数を考察していました。

豊かな農場(15点)

  • 石の家4部屋
  • 畑5か所
  • 牧場6スペースで3つ(柵13本)

+調理場で1点

豊かな農場作りに必要な資源は以下の通り。

  • 木23 増築2回 柵13本(2回) 
  • 土10 4部屋建て直し 大進歩
  • 葦6 増築2回 建て直し2回
  • 石6 4部屋建て直し 大進歩 

前回まで、「あれ、思ったよりちょろいんじゃね?」って思ってたわけなのですが...
「必要なときに無ければ意味無いじゃん!!!」
と気づいてしまいました。 

これまでの前提をもとに各ステージで必要な資源と飯数を考察しました。

  • 木材は1手 木3 or 木2 で考慮
  • レンガ(粘土)は1手 土2 で考慮
  • 飯は1手 飯4or3 で考慮
  • 葦は1手 葦2で考慮
  • 石は1手 石2で考慮

ステージ1(8手行動可能)

◆必要な行動(2手)

  • 増築

◆必要な資源(3手)

  • 木5(木3、木2)
  • 葦2 

◆必要な食料(1手)

  • 飯4 

ステージ2(8手行動可能)

◆必要な行動(2手)

  • 子供が欲しい
  • 大進歩調理場
  • (ステージ3で増築するための準備)

◆必要な資源(5手)

  • 木5(木3、木2)
  • 土4(土2、土2)
  • 葦2 

◆必要な食料(2手)

  • 飯5or6

ステージ3 (6手行動可能)

◆必要な行動(3手)

  • 増築
  • 建て直し

◆必要な資源(3手)

  • 土4
  • 葦1以上

◆必要な食料(2手)

  • 飯6

ステージ4 (7手行動可能)

◆必要な行動(2手)

  • 子供が欲しい
  • 柵8~10本

◆必要な資源(3,4手)

  • 木8~10

◆必要な食料(3,4手)

  • 飯7or8

ステージ5 (9手行動可能)

◆必要な行動(3手)

  • 急いで子供が欲しい
  • 畑2
  • ステージ6で建て直しするための資源

◆必要な資源(3手)

  • 石4
  • 葦1
  • 木3~5

◆必要な食料(3,4手)

  • 飯9or10

ステージ6 (5手行動可能)

◆必要な行動(2手)

  • 建て直し+柵4本
  • 畑→出来て1箇所

◆必要な資源(ステージ6の時点で保持していることが望ましい)

  • 石4
  • 葦1
  • 木3~5

◆必要な食料(3手)

  • 飯9or10

所感

死ぬほどカツカツだった。誰だよちょろいとか言ってたやつ。。全然手数足りてないよ...木材についてかなり厳しく考察したから、そのせいなんだろうけどさ...

所感をもうちょっと追記予定です。一回ここで切ります。

 

2018/9/19 追記

まず上で書いている木材ですが、減るとしてもせいぜい1,2手でした。もともとの前提だった「木3以上になったら取る」に反しているので、「木3,木4を交互に取れる」ものと(都合よく)考えて、ステージ1での木3,木2は木3,木4となり、木2余ります。ステージ2での木3,木2も同様で、木3,木4となり、木2余ります。このおかげで、ステージ4の柵8〜10が3,4手→1,2手と改善される具合です。ただ、序盤の木材の価値は(少しでも早く増築できる状態になるという観点で)非常に高いので、少なくてもステージ1で木4が取れると考えるのは甘々な感じがしています。

逆にステージ1での葦2はスタプを取る手順が必要なのがほとんどなので、1手加えるべきでした。そして、このとき少なからず小進歩を出したいので、それを見越して小進歩をドラフトしておく必要があります。

子供がほしいアクションやこれを取るための前段階でのスタプについても同様です。さすがにノーコストや飯1,2で出せるカードが何枚も取れる可能性は非常に低いはずなので、この辺では木材や粘土を消費することを視野に入れる必要があります。

葦の手数見直しというところでは、4人戦に限りですが市場市場(葦石飯)を利用することで手数の改善が可能です。葦3を取りに行くために3回行けば石飯が3こずつついてくるので、別の見方をすれば、3手使って 葦3 石3 飯3を取ったとも考えられ、手数が削減できます。というか1手で石3て強すぎでしょ… さらに4回行ければ 葦2 葦2 石2 石2 飯4と比較して1手削減されてることが明確にわかります。

補足ですが畑を取るタイミングは適当です。最初畑を取ること考えずに書いてましたが、書き終わった時に「あれ、畑取れてなくね?」と絶望しました。この時点で行動回数はカツカツだったので、行動可能回数から大きく崩れないところに入れました。畑5を取ることが難しいのであれば、その分柵を増やして空きスペースを埋めるという方針になりそうです。

ある程度削減は可能って話ですが、全体をみても行動回数がカツカツなのは避けようがない事実です。これをどうにかしようって事で、いよいよ職業や進歩の出番ということになります。たとえば小牧場や生け垣管理人で木材を節約したり、壁装飾人でレンガを降らせたり、撹乳機や紙すきで飯を降らせたり…

考察することは山ほどありそうですが、私が持っているアグリコラはリバイズドエディションだけなので、職業・進歩ともにこの範囲のみで考察したいと思います。

追記がかなり長くなりましたが、今回はひとまずこれで以上です。